東京家庭裁判所の雰囲気
2021年3月に初めて家庭裁判所に行きました。
人生の中でも、家庭裁判所に行く機会がない人が多いと思いますので、
その記録と、今後同じような境遇の方の参考になればと自信が感じたことなどを記しておきます。
調停に行く前日からソワソワして眠れませんでしたし、
当日も、初めて行く家庭裁判所に緊張しました。
東京家庭裁判所は霞ヶ関駅を降りて徒歩2分くらいのところにあります。
入り口は二手に分かれていて、関係者や弁護士の方が入る入り口、一般の方が入る入り口です。
一般の方から入ると、まず、手荷物検査があります。
空港のようなゲートがあり、驚いたけど、安心な空間なんだと安堵できました。
無事に手荷物検査を通過して目当ての場所に向かうのですが、玄関フロアーもエレベーターも廊下にも人がたくさんいました。
建物の雰囲気は、一般的なオフィスビルや区役所に入るような感覚と同じで、次第に緊張はとけていきました。
同じ空間には、調停を申し立てた人、申し立てられた人、弁護士さん、そのほか働いている人たちと、本当にいろいろな人がいて、みんな服装もバラバラで見た目だけでは誰が誰だか全くわかりません。
調停をするということで、周りからどう見られるだろうかとか思うこともありましたが、見た目では全く判断できないような雰囲気でした。
調停の内容
相手からは、
・夫婦関係調整調停(円満)
・面会交流調停
の2つを申し立てられており、
私からは、
・夫婦関係調整調停(離婚)
・婚姻費用の分担請求調停
の2つ申し立てていて、合計4つの議題がありました。
初回の調停で聞かれたことは、なぜ申し立てをしたのかということ、
これからどうしたいか?を男女の調停員さんから聞かれました。
そして、一番手っ取り早く話が決められる、面会交流の話ばかりになりました。私の気持ちとしては離婚やお金の問題を先にしてもらいたかったのですが、
いまの主流が面会交流は子どもの権利であり、最低限月に一度は会うということのようで、調停員は、一度試行的面会を実施するようにと強く押してきました。
会いたくない気持ちでいっぱいなのですが、ここで断ると母親としての資格も疑われかねないので、応じることにしました。
このような感じで第一回目の調停は消化不良で終わった感じになってしまいました。
はじめての調停の前に伝えておくこと
相手と顔をあわせて会話したくないという方、多くいらっしゃると思います。調停の前に必ず会いたくないことを伝えておいてくと配慮してもらえると思います。
調停員さんと話をするときは別々だし、待機する控え室も階をかえて別々にしてもらえました。
私の場合、モラハラ夫が・・・・
調停員さんと話をする部屋に入るタイミングを見計らって、その部屋のみえる遠くにいたと言う恐ろしいこともありましたが、最大限配慮いただけるのは確かです。
調停に持って行くもの
調停中はスマホを見ることもメモを見ることもできます。自分の性格を考えて準備をしてくのがいいと思います。参考までの私が持っていったものをまとめました
- メモ(これまでのことを記した google Keep、念のため印刷も手元に)
- 腕時計(部屋に時計がなかったので役立ちました)
- ノート
- 筆記用具(調停であったことをブログネタにしようと思っていたので持っていきました)
- 飲み物(控え室での待機中、飲んで心を落ち着かせました)
私は弁護士さんが一緒だったので不要ですが、一人で戦う方は、これまでのやりとりなどの書類もあったほうがいいと思います。
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